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  • ジュエリークラフトMAKI大阪工房内観
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    大阪の人気工房で結婚指輪を手作り

    新型コロナウィルスの猛威も少し落ち着いてきて結婚式を挙げるカップルも少し増えてきたようです。

    そんな中結婚指輪の購入を検討中のカップルも多いと思いますが、結婚指輪の購入方法で「自分たちで結婚指輪を手作りする」という方法があるのをご存じでしょうか?

    数年ほど前から結婚指輪の手作り出来るお店はありましたが、昨今この購入方法が人気になっており関西でもお店が沢山増えてきました。

    結婚指輪を手作りするといっても、素人が上手に作れるのか?品質はどうなのか?疑問に思うことが沢山あると思います。

    そこで、大阪梅田で開業が一番古い老舗の「ジュエリークラフトMAKI」さんにお邪魔して実際に結婚指輪を手作りしてみました。

    結婚指輪の手作りとは

    結婚指輪を作る方法は大きく分けて二つあり、一つはワックスを使った方法と、もう一つは鍛造という方法があります。

    ワックス製法

    ワックス製法とは、ロウのような素材を削り指輪の形に仕上げて原型というものを作ります。

    お客さんが行うのはこの原型作りまでで、原型はお店で鋳造して指輪に仕上げてくれます。

    ワックス製法のメリットは素人でも簡単に原型を作ることが出来るという所と自由な好きな形を自分たちで手作り出来るという所です。

    デメリットは原型作りは簡単だが、完成までの納期が長く約1ヵ月~1か月半ほどかかるようです。

    鍛造製法

    鍛造製法はプラチナやゴールドの地金から丸めて指輪に仕上げるというものです。

    金属棒を扱うのでワックスよりも少しハードルが高く、昔ながらの鍛冶屋さんのように指輪を作っていく方法です。

    鍛造方法のメリットは、金属をそのまま指輪に仕上げるので当日に完成させることが出来、その日のうちに指輪を持って帰ることが出来るという所です。

    デメリットは金属を丸めるのでシンプルな形しか作ることが出来ず、真っすぐな甲丸型のデザインしか作れないという所の様です。また、指輪の幅の広さもお店で用意された決まった広さの物しか作れません。しかし、シンプルな指輪を作りたいという人には鍛造で作った方が納期も短いのでメリットになるかもしれません。

    結婚指輪の手作り作業開始

    ジュエリークラフトMAKIさんではこの「ワックス製法」と「鍛造製法」のどちらでも作ることが出来る数少ない工房で、今回はすぐに完成させることが出来る鍛造で指輪を作りましたのでレポート致します。

    ① 地金の準備

    実際にお店に来店した際にはデザインを決めたりサイズを測ったりと、どのようなデザインの指輪を作るかしっかりと検討して相談していきます。

    今回は1本だけの製作で金槌で叩いた跡をデザインにした槌目模様の結婚指輪を作ってみました。

    地金の用意

    指輪のサイズを測って、そのサイズになるようにプラチナの金属棒をお店のスタッフに準備してもらえます。

    ② 丸めて指輪の形にする

    用意されたプラチナの棒を丸めて指輪の形にしていきます。MAKIさんではきれいな丸になるようにベンダーという道具を使って丸めます。ペンチで丸めるよりも簡単でまん丸になります。

    丸めて指輪の形にする

    途中経過です。まだ隙間が空いてますが、もっと曲げてつなぎ目が合わさるようになるまで丸めます。

    丸くなっていくだけで指輪の形になるので、なぜかワクワクしてきます!

    ③ ヤスリがけ

    つなぎ目の部分はお店のスタッフが溶接してくれます。

    プラチナの溶接は初心者には難しく、溶解温度が2000度ほどの高温になるのでとても素人には無理な作業ですね💦

    ヤスリをかけて指輪の形を整える

    溶接が終わるとヤスリをかけて、凸凹してる部分を削って平らにならします。

    初めての作業なのでヤスリがけといってもどのくらい削れば良いのかわからず困惑するかもしれませんが、このヤスリ作業も難しい部分はお店のスタッフが手伝ってくれるので安心でした。

    ④ 研磨作業

    表面に槌目模様を入れるのと入れないのでは作業の手順が少し違うようですが、今回は槌目を入れる指輪の製作なのでヤスリがけのあとは表面を研磨してピカピカに仕上げます。

    指輪を磨く

    指輪を磨く道具はハンドモーターを使って作業しました。モーターの先に研磨のための細かいヤスリのようなものを取り付けて回転させ、表面を磨いていきます。

    研磨の摩擦によって指輪がものすごく熱くなります。冷やしながらの作業じゃないと熱くて手で持てないほどでした。

    ⑤ 指輪を叩いてサイズを合わせる

    ある程度指輪の表面が磨けたら指輪を棒に入れて木槌や金槌で叩いて指輪サイズを合わせます。

    木槌で隙間が無くなるまでまん丸に仕上げ、そのあとで金槌で叩いて槌目を付けます。叩くと金属なのでサイズが広がって大きくなるので自分のサイズになるまで叩きます。

    指輪のサイズ合わせ

    プラチナやゴールドは柔らかいので叩くと簡単に伸びるので少しづつ叩きます。あまり強くたたきすぎると全周に槌目が入らないうちにサイズが出来上がってしまうので注意です!

    この指輪を叩いて作るという作業が鍛造という作業の様です。

    ⑥ 内側に手作業で刻印を入れる

    鍛造をして指輪のサイズが出来たら、お店のスタッフが最後の研磨仕上げをしてくれます。これで指輪の完成ですが、結婚指輪なので内側に記念日等の刻印を入れてみることにしました。

    内側に入れる彫刻で使用するのは手動の彫刻機を使います。

    指輪の内側に彫刻を入れる

    初めて見る機械です!刻印の方法や手順を教わって自分たちで刻印を入れます。

    下の円盤型の部分に文字が刻まれており、この文字が指輪の内側に刻印できます。失敗すると修正がきかないと聞き大変緊張しましたが、失敗しても手作りの味となると思い、思い切って入れてみました😀

    この刻印が終わると結婚指輪が完全に完成します。

    手作りで作った結婚指輪の完成

    おおよその作業は金属を丸めて磨くというものですが、意外に時間がかかり3時間ほどかかりました😅

    ですが、金属を使った鍛造は自分たちで手作りする醍醐味があり、本当に自分たちで作ったという達成感が味わえます。

    完成した手作り結婚指輪

    今回1本だけの製作でしたがやってみると面白く、ワックスで作るよりも職人になったような気分も味わうことが出来ました。

    お店の紹介

    今回はジュエリークラフトMAKIさんで結婚指輪の手作りを体験し、結婚指輪の購入を検討しているカップル様にもぜひ手作りでの購入をお勧めしたいと思います。

    MAKI大阪工房はJR大阪駅より南へ徒歩10分程度の場所にあるので関西の各方面からの来店にも便利な立地になっています。相談だけの来店でも予約必須になっていますので予約してから来店してください。

    ご興味のある方はぜひお店のホームページをご覧ください😊

    ジュエリークラフトMAKI大阪工房内観

    〒530-0047
    大阪市北区西天満4丁目15-18プラザ梅新6F617号室
    工房名:ジュエリークラフトMAKI大阪工房
    電話: 080-2980-7066
    営業時間: 12:00~19:00
    定休日: 不定
    カード決済: 不可
    駐車場: 無し

    https://www.tezukuri-kekkonyubiwa.com/

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    美しい金色のバリエーション!カラーゴールドの種類と配合について

    ジュエリーにおけるゴールドは、言わずと知れた、眩く滑らかな金色の輝きを放つジュエリーです。しかし、実際にゴールドのジュエリーを探してみると、色合いが金色だけでなく、青みや赤みを帯びているもの、プラチナのような銀白色のものも存在していることが分かります。これらは「カラーゴールド」と総称されています。硬さや加工性を高め、色合いを変化させるための他金属・割金(わりがね)が金に合成されているのです。

    代表的なカラーゴールドの種類や特徴

    カラーゴールドにおいて、その色合いによって割金が異なります。ゴールド、金の純度はK〇〇(数字)で表され、金100%はK24が品位となっています。カラーゴールドはK18(金含有率75%)が主流となっており、25%分の他金属によって変化した色合いで、K18PG(ピンクゴールド)やK18RDG(レッドゴールド)といった末尾の略称が設定されています。カラーゴールドは「着色」ではなく「合金」の名称でなければならないと定められており、配合する金属によって様々な色合いがありますが、それらの表記記号は厳密に定められておらず、国や製造元によってまちまちです。その中でも代表的な色と表記記号が以下の6つです。

    イエローゴールド、YG

    イエローゴールドは、金に銀鉄、銅を配合し、純金のような色味と光沢を損なうことなく配合されています。純金であるK24は、金色の輝きが美しい反面、柔らかく傷つきやすい品位で、アクセサリーには向きません。イエローゴールドはその弱点を補った「金色」です。

    ピンクゴールド、PG

    ピンクゴールドは、銅鉄、銀、パラジウムを配合し、柔らかで上品な薄桃色が溶け込んだ金色です。赤みを帯びる銅、白みを帯びる銀・パラジウムの配合によって作られるピンク色は、それらの割合によって色合いが繊細に変化します。

    レッドゴールド、赤金、RDG

    レッドゴールドは銅のみを配合しており、赤金(あかがね)、赤割りとも呼ばれています。銀やパラジウムが無い分、よりストレートな赤みを帯びた金色であり、銅配分の多さから、耐久性としても大変硬質となります。その硬質さによって細かな加工がしにくいため、繊細な細工のジュエリーとして使用されることは稀ですが、腕時計や普段使いのシンプルなリングの素材として用いられています。

    グリーンゴールド、青金、GRG

    グリーンゴールドは銀のみを配合しており、青金(あおがね)、青割りとも呼ばれています。金色から赤みが除かれたような、ほのかな緑に見えるゴールドが特徴です。金よりは硬い、しかし金属の中では柔らかな種類である銀が配合されているため、繊細で細やかな植物モチーフの装飾などで活躍しています。GGと表記されることもあり、後述するグレーゴールドと混同しないよう、注意が必要です。

    ホワイトゴールド、WG

    ホワイトゴールドはパラジウムのみ、もしくはパラジウム・銀を同じ割合で配合しています。プラチナの代用として誕生した経緯から、表面に白く光沢を持つメッキを施されることもありますが、ホワイトゴールドの地金自体は金の色味の抑えられた上品な金色で、そちらを好む人もいます。近しい色味ながらプラチナよりも耐久性は高く、金の純度によってはプラチナよりも購入しやすい価格帯となっています。かつてはニッケルを用いたニッケル系ホワイトゴールドもありましたが、金属アレルギーが出やすいことが発覚し、古いアンティークジュエリーでのみ出回っています。

    グレーゴールド、GG

    グレーゴールドには鉄が配合されています。白い光沢を重視したホワイトゴールドに対し、グレーゴールドは鉄の配合によって、重厚感と渋みのある灰白色をしています。同じ無彩色系では、日本では光沢を重視するホワイトゴールドの方が主流であり、国内では珍しいタイプの配合となっています。

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    ゴールドの「K」って何のこと?ゴールドにおける品位と品質の違い

    神々しい不変の輝きと美しさ、柔らかく加工しやすいという特性から、ゴールドは紀元前3000年前の古代エジプト時代から「権力の象徴」としての装飾品、貨幣価値を高めるものとして、人間の歴史の中に溶け込んでいました。現代においてもその価値は高く、太陽や月にもなぞらえられる輝きで、手元、首元を彩るジュエリー素材としても変わらぬ人気を誇っています。

    ゴールドにおける割金の種類

    ゴールド、つまり金(きん)を素材とする場合、純度100%の金を用いることは現代においてはあまりありません。金そのものの希少価値は高いものですが、同時に純度100%の金の柔らかさが傷つきやすさにもつながっており、普段身に着ける物としては適しません。

    そのため、金を用いたジュエリーにおいては、金に他の貴金属を配合する「割金(わりがね)」という手法を用いるのが一般的です。割金によって、金は硬度を増すだけでなく、色合いも大きく変化します。銅の含有率によっては赤金色やピンクとなり、銀では青金色、パラジウムではプラチナを思わせる白金色となります。

    その品位の特徴や用途

    ゴールドの「品位」、合金素材における金そのものの純度の高さは「K(karat・カラット)〇〇(数字)」で表記されます。K24が最も高い100%の純金であり、K9では最も低い金37%の含有率となっています。

    金はジュエリーにおいても定番素材であり、リングからペンダントトップ、チェーンまで幅広く用いられています。品位の違いはジュエリーとしての価格の違いにも直結し、より純金に近いものは高級であり、純度が低くなるほど廉価で求めやすくなります。

    反面、加工技術の発達した現代において、「K24のジュエリー」は希少価値や非腐蝕性の高さ・退色の無さというメリットがあっても、傷つきやすいデメリットがあることから滅多に存在しません。一般的にはK18以下が、ジュエリーとして販売されやすい金となっています。

    K24

    純金である金含有率100%、K24はジュエリー向きではないものの、インゴット・コインといった資産価値の重視される製品となります。また、4年に1度開催されるオリンピックで授与される「金メダル」は、銀製メダルの上にK24の金メッキが施されています。

    K18、K16、K14

    K18の金含有率は75%、K16では66%、K14では58%となっています。日本のジュエリーにおいてはK18が最もポピュラーな数値で、K16やK14は海外産ジュエリーでよく見られます。

    K18は金らしい鮮やかな輝きを保ちつつ、含有した金属の色合いがうっすらと乗っています。最も金らしさがありつつも、配合した貴金属によって強度も得られている、金ジュエリー向きの金属でもあります。金の純度が下がるほど金属アレルギー発症リスクが高くなる傾向があることから、金属アレルギーが心配な人に向いているのもこのK18です。

    K16、K14では純金含有率が下がる分、輝きの点ではK18よりも一歩劣るものの、より耐久性が高く、色味の調整が利き、より廉価で買いやすくなるメリットがあります。ただし、金含有率が低いということは、すなわち配合した金属によっては退色・変色が起きてしまう可能性もあります。

    K10、K9

    K10の金含有率は41%、K9では37%となっています。金よりも配合する金属の割合の方が高くなっているので、価格面で「手軽に買える金製品」である一方で、手入れを怠るとサビや変色が起きる可能性がより高くなります。K9の耐久性は上記ゴールドジュエリーの中では最も高く、色の自由度も高いことから、気軽に普段使いのおしゃれを楽しみたい人には心強い味方となります。

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    結婚指輪の費用はどちらが負担するのか?

    婚約指輪というと、結婚を申し込む際に男性から女性へと贈られますが、指輪の費用は男性と女性、どちらが負担するのでしょうか。

    男性が負担する場合

    結婚指輪の費用は男性が支払う、といった意見は比較的多いようです。その理由は、男性が指輪の費用を負担することが結婚への決意表明だとする捉え方があるからです。女性に家に入ってもらうという意味も込めて、男性が費用を負担するのだという考え方が強いようでした。
    また、中には婚約指輪を購入する際にセットで結婚指輪も購入した、という方もいるようです。

    女性が負担する場合

    反対に女性側が負担するのはどのような理由があるでしょうか。女性が費用を負担した理由として多いのは、婚約指輪は男性に買ってもらったので結婚指輪は自分が購入したとのことで、婚約指輪のお返しとしての意味もあるようです。また、女性が負担するケースについては、昨今では女性の社会進出により、男性並みに稼いでいる女性が増えたという見方も出来るようです。婚約指輪の相場としては30万前後が多いようです。一方、結婚指輪はペアで購入しても20~25万程で比較的価格が抑えられるので、女性から贈るという夫婦もあるようです。
    とはいえ、親世代の中には指輪は男性が購入するものだ、といった意見もまだまだある為、女性側の負担を是と思うか、両親の意見を伺った夫婦の声もあります。後々問題にならない為にも、迷った際には話を聞いてみるのも一つの方法といえるでしょう。

    割り勘にする場合

    指輪は二人で購入した、という夫婦は実際に4~5割にのぼり、近年増加傾向にあります。結婚の為に共同で貯金をしていたのでそこから支払ったという夫婦もいるようです。
    お互いに負担した主な理由は、夫婦でつける物だから、とのことです。指輪の合計金額をそのまま折半して支払う場合だけでなく、これからの結婚に向け改めて気持ちを伝える為に、お互いの指輪を購入して贈り合ったというケースもあります。逆にそれぞれ自分の指輪は自分で選んで購入した、という夫婦もある ようです。どちらの場合も、夫婦の財産だからこそお互いが負担する、結婚後も対等に付き合っていく為に二人で支払った方が良い、という気持ちが強いようです。

    それぞれのメリットデメリット

    結婚指輪の購入は責任感や決意の表明でもあり、頼りがいがあると思わせるアピールポイントの一つにもなりますが、その場合特に男性側は婚約指輪ともあわせて全額負担するのは厳しいという人も少なくありません。逆に女性が費用を負担するのなら男性側の負担は軽くなりますが、中には世間体を気にしてしまう方や、女性の中には指輪は男性から贈って欲しいという憧れがある方もいますから、注意が必要といえます。全額ではなくとも6:4や7:3など、負担額を相談する夫婦もいるので、事前に話し合う場が用意できるとお互いわだかまりもなく購入できるでしょう。二人で負担する場合、お互いに気持ちのこもった記念の指輪になりますし、また、夫婦がフェアでいたいという考えが現代的ともいえます。
    もし均等に折半ではなく、二人でお互いの指輪を購入しようと思った際に確認しておきたいのは、一般的に指輪は女性がつけるものの方が華やかなデザインが多い為金額が高くなりがちということです。それで、二人で同じデザインにする夫婦もいます。その場合、逆にサイズが大きくなる男性の指輪の方が高くなることもありますので、気になる場合は金額の差も確認すると安心でしょう。

    それぞれご紹介してきましたが、どちらが負担する場合も夫婦での話し合いは大切です。決して安くない買い物ですし、お互いの一生の品となりますので納得した上で購入できると良いでしょう。

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    結婚指輪は安物か高い物かどちらが良いか

    結婚指輪の価格は安物から高い物まで幅がかなりあります。予算によって選べば良いのですが、やはり安物だとあまり良くないとか、高い物だと間違いなく良いと考えてしまいがちです。ここ数年に結婚したカップルたちは、結婚指輪の価格についてどのような考えを持っているのでしょう。最近の傾向や結婚指輪の選び方についてまとめています。

    結婚指輪の価格相場は

    ある企業が2年前に結婚するカップルを調査した結果、マリッジリングの平均購入価格は約24万円でした。これは二人分の金額で、一番多かったのは20万円から25万円未満、次いで25万円から30万円未満となっています。一般的には20万円から25万円未満のマリッジリングを買っているカップルが多いことになりますが、この金額を見てどう感じたでしょう。「高いのでは?」と思った人もいれば、「まあ妥当な額かな」と思った人もいるはずです。これはあくまでも相場ですから、この金額帯のものを買わなければならないということではありません。二人が気に入った指輪を買えば良いのですから、この数字は参考程度にすれば良いです。

    高い物、安い物それぞれのメリットとデメリット

    マリッジリングには高価な物と安い物があります。それぞれにメリット、デメリットがありますのでそれを知っておき、自分たちの指輪選びの参考にしましょう。高価な物のメリットはというと、素材が良いことが挙げられます。ゴールド(K18)かプラチナ(Pt900など)になりますが、これらだと錆びませんし、メッキではないので剥げることもありません。日常生活でつけたままでも支障はほぼ無いと言えます。デメリットはというと、素材が良い分、高価になることです。では安い物のメリットはというと、お手頃価格で買えることです。プラチナと見た目がよく似たシルバーやパラジウムは、マリッジリングでも人気があります。一方デメリットは変色しやすかったり、素材によっては金属アレルギーを起こしたりする恐れがあることです。変形しやすいものもあります。

    結婚式や新婚旅行よりもマリッジリングにこだわりたいというカップルもいれば、結婚式や旅行を豪華にして、指輪は後回しというカップルもいます。どうしてもプラチナの指輪が欲しいというのであれば、まずは購入資金を用意する必要があります。素材は何でも良い、気軽に着けられるものが欲しいのであればすぐに購入できますが、先ほど挙げたようなデメリットもあるので注意しましょう。

    まとめ

    マリッジリングの価格相場は二人分で20万円から25万円ですが、これにこだわる必要はありません。まず、二人でどれくらいの物を買うかという予算を立て、その範囲内で選ぶと良いでしょう。最近では、安くてもおしゃれなデザインのものが揃っています。また、婚約指輪と結婚指輪をセットで販売しているお店が多く、これだとお手頃価格で良い物が買えるので、人気となっています。

    指輪を着ける二人で話し合って、どんな点にこだわるのか、譲れない点はあるのかなどをはっきりさせておくようにしましょう。男性でも女性でも、どちらか一方に任せっきりにすると、後々揉めることもありますから、きちんと話し合って決めるようにしましょう。最近のマリッジリングは安価で買えるものでもデザインが良く、選ぶ人が増えています。人がつけているマリッジリングを見ただけで、「あれは安物だ」とか「高級品だろう」などとわかることはほぼありませんので、安い物を買ったからといって引け目を感じることはありません。マリッジリングは、高いのか安いのかどちらが良いのかというのは決められません。自分たちが気に入ったものを買ってつければ良いのです。

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    幅広の結婚指輪を選ぶ時に気をつけたい事

    結婚指輪の形に決まりはありません。自分の希望する形にすれば良いのですが、指輪には幅広のものと幅が細めのものとがあります。どちらを選んでも問題はありませんが、無難なデザインではちょっと物足りないなと感じている人におすすめなのが幅広リングです。幅広リングの魅力や選ぶ時に注意したい事などをまとめています。

    幅が広い結婚指輪が似合う人はどんな人?

    結婚指輪を選ぶ時にはデザインを重視しがちですが、リングの幅を気にした事はあるでしょうか。女性の場合、2.5mmから3mmくらい、男性なら3mmから3.5mmくらいが一般的とされています。ですから、女性なら3.5mm以上、男性なら4mm以上なら幅が広いと言えます。

    幅が広い指輪が似合う人と似合わない人がいます。基本的に手が小さくて指が短い人は、幅が細い指輪の方が似合います。手が大きくて指が長い人は、幅が広い指輪が似合うとされています。幅が細い指輪向きの手の人が幅広の指輪をすると、指輪ばかりが目立ってしまいます。しかし、絶対に似合わないというものではなく、幅が広くても細かい装飾がされているとか、可愛らしいイメージのあるものなら、幅が広くても似合う可能性があります。お店で直接商品が見られるなら、試着してみると良いでしょう。

    幅の広い結婚指輪の良いところ悪いところ

    幅が広い指輪の良いところは、指が太い人でも細く見えるという事です。太い指の人が細いデザインの指輪をすると余計に指が太く見えるので、幅が広い指輪をする方が良いと言われています。また、指輪が太いとそれだけ丈夫になるので、多少の力がかかっても歪みにくいです。結婚指輪は基本的に毎日着けるものですから、丈夫なものなら安心です。

    デメリットはというと、幅が広い指輪を着けていると違和感を感じやすい事です。太い指輪は存在感があるので、指輪を着けている方の手で荷物を持つ時など、気になる事があります。

    また、幅が広いという事は、それだけ多くの素材(プラチナやゴールドなど)を使う事になるので、幅が細いリングよりも価格が高くなる事もデメリットと言えるでしょう。

    幅の広いマリッジリングを選ぶ時に注意すべき事

    幅が広い指輪は指の関節に引っかかりやすいとか、着けた時にきつめに感じる事があります。ですから、通常のサイズよりもやや大きめを選ぶとちょうど良いでしょう。手を開いたり握ったりした時に指当たりが気になる事もありますし、重いと感じる事もあるので、必ず試着して選ぶ事をおすすめします。

    まとめ

    マリッジリングを幅の広いものにするかどうかは、好みも大切ですが、指の形で決めると良いです。指が太い人ほど幅が広いものが似合うので、どちらかというと男性におすすめです。マリッジリングはこれから何十年も着け続けるものです。年齢を重ねた指には、幅が広いものの方が似合います。また、幅が広いという事はそれだけ丈夫という事ですから、変形もしにくく、長い間変わらず使えます。

    マリッジリングを選ぶ時には試着してから選ぶ事が望ましいですが、特に幅の広いリングは実際に着けてみて、着け心地を確かめてみると良いです。これからマリッジリングを選ぶという人は、幅の広いリングをぜひ選択肢の一つにプラスしてみませんか。

    なかなか実際にお店に足を運ぶ機会がないという人には、ネットショップの利用もおすすめです。最近はネットショップのサイトに商品の詳細な画像が掲載されているため、イメージがつかみやすくなっています。また、インターネットショッピングでもサンプルリングで試着ができるところがありますので、そういったお店を利用すると、自分に合ったものが選べるでしょう。

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    結婚指輪の素材別傷の付き方について

    結婚指輪は基本的に一生身に着けるものだと考えられています。常に着けているものですから、できるだけ傷を付けずにいたいものですが、傷が付きにくい素材はあるのでしょうか。傷付きにくい金属、逆にこれは傷付きやすいという金属をご紹介しますので、結婚指輪を選ぶ時の参考にしてください。金属ごとの特徴や取り扱い方を知っておきましょう。

    傷の付きにくい金属は?

    硬い金属でできた指輪は傷が付きにくいものです。どんなものかというと、プラチナ合金やハードプラチナ、金合金です。

    純度が1000のプラチナは柔らかいために傷付きやすいのですが、プラチナに他の金属を混ぜることで硬度が高まります。「Pt900」ならプラチナ90%に他の金属10%という意味になり、結婚指輪や婚約指輪などのジュエリーに使われるのはこのプラチナになります。

    金合金は、純金に他の金属を混ぜて硬度を高めたものです。「K18」はゴールド75%に他の金属25%となり、ジュエリーに多く使われています。ピンクゴールドやホワイトゴールドも、金に他の金属を混ぜて、カラーバリエーションを増やしたものになります。こちらも硬度は十分あり、傷が付きにくくなっています。

    その他には、ステンレスやチタン、ジルコニウム、そしてパラジウムなどがあります。いずれも硬度が高く、傷付きにくいです。ステンレスやチタンは硬すぎるので、サイズ直しが難しいのが特徴です。また、これらの金属のジュエリーを取り扱うお店も少ないので、注意が必要です。

    一方、傷が付きやすい素材は、純プラチナ、純金です。純度が高くなるほど良い物であるのは間違いないのですが、軟らかくなるのでジュエリーには向きません。

    素材によって傷の付き方は違うのか

    結婚指輪はずっと着けたままでいることが多いので、どうしても傷が付きやすくなります。指輪の素材によって傷の付き方が違うのかですが、基本的にどの材質の指輪でも硬い物を触るとか、重い荷物を持つ時に指輪に当たり、細かい傷が付いてしまいます。どの材質でも数回当たったくらいでは傷はつきませんが、毎日着けているとそれだけ物とぶつかる機会が多いですから細かい傷はついてきます。ただ、チタンやステンレスはとても傷付きにくいとされていますので、傷が気になるという人はこれらの金属を選ぶと良いかもしれません。

    鍛造の結婚指輪は傷が付かない?

    指輪は、鍛造で作るものと鋳造で作るものがあります。鍛造はハンマーで金属を叩いて中の空気を出し、繰り返し金属を鍛えます。そのため、表面が硬くなって傷が付きにくくなると言われています。傷が付きにくい素材を選び、それを鍛造で指輪にしてもらったら、かなり傷は付きにくくなります。

    傷は付きにくくなりますが、全く付かないというわけではありません。鋳造で作られたものより遥かに丈夫であることは間違いないのですが、経年劣化はあります。ですから、全く傷が付かないのではなく、付きにくくなるものだと理解しておきましょう。

    まとめ

    毎日着ける結婚指輪は、できるだけ傷を付けずにいたいものです。しかし、日々の家事や仕事でどうしても硬い物と接触する機会があるため、傷をゼロにすることはできません。しかし、選ぶ素材と製造方法によってかなり傷を付きにくくすることはできます。傷付きにくい素材は、それだけ丈夫であるため加工しにくいという難点もあるので注意しましょう。

    指輪についた細かな傷は、磨き直すと目立たなくなります。しかし、金属によっては磨くことができないものもあるので、自分の指輪はどんな金属でできているかを理解しておくことが大切です。素材の特徴をよく知り、比較してどれを選ぶかを決めるようにしましょう。

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    男女が好む結婚指輪のデザインは違う!デザイン違いでもOK?

    結婚指輪は、多種多様なデザインのものがあり、それぞれ醸し出す雰囲気が異なります。大きく分類すると、女性が好む可愛いデザインのものと、男性が好むクールなデザインとに分けられます。男女で気に入った指輪のデザイン違いが起こった場合には、どうすれば良いのでしょうか?それぞれが気に入った指輪を購入するのが良いのでしょうか?それとも妥協しながらどちらも納得できる指輪を選んだほうが良いのでしょうか?

    男女で好みは違う

    お互いに愛し合っているカップルでも、指輪の好みまで全く同じということは少ないものです。まったく同じ好みのカップルなら、指輪選びで苦労することはないでしょう。しかし好みが違えば、お互いに妥協しながら、相手の意見を尊重しなければいけません。

    女性の場合には、細身のシルエットで丸みを帯びたデザインを好む人が多く、S字やV字にカーブした指輪なども人気があります。一方、男性に人気があるのは指輪の幅が広めで存在感があり、丸みは少なくて直線的なデザインのものです。機械的でシャープな雰囲気の指輪が多く、メンズの指にはめてカッコよく見えるデザインが人気です。

    結婚指輪というと、二人でまったく同じデザインのものを選ばなければいけないと考える人は少なくありません。少しデザインが違ったとしても、見た目はほぼ同じで、素材だけが違うとか、女性のリングには石が入っているなど、若干のカスタマイズはOKでもベースのデザインは同じものを好むカップルは多いでしょう。

    しかし近年では、男女で別々のデザインを選ぶカップルが増えています。指輪そのものも多様化が進んでおり、お互いに納得していれば、着ける本人が気に入っていて、本人のファッションやスタイルに合うものを選んだほうが、長く着けつづけられるだろうと感がえる人が増えています。まったく共通点がない2つの指輪を選ぶという方法も、考えようによってはアリかもしれません。しかし異なる指輪を選ぶ場合でも、雰囲気やデザインが似たものを選べば、結婚指輪として問題なく通用するのではないでしょうか。

    同じ結婚指輪を選ぶメリットとデメリットとは?

    カップルで全く同じ指輪を選ぶメリットは、二人で同じものを身につけているという安心感や幸福感を感じられる点があります。二人で一緒に選んだ同じ指輪を見る度に、愛する人のことを思い浮かべながら毎日を過ごせることは、至極の幸せではないでしょうか。

    ただし、同じデザインの指輪を選ぶことは、デメリットもあります。それは、自分と趣味が違う指輪で妥協しなければいけないリスクがあるという点です。女性の好みを優先すると、ゴッツイ指輪をしたかった男性にとってはガッカリ感が否めないかもしれません。その結果、遅かれ早かれ指輪はつけない生活になってしまうことも考えられます。一方で、男性の好みに合わせてゴッツイ指輪を選んだ女性にとっては、ファッションに合わないとか、自分の雰囲気に合わないという理由で、着ける頻度が少なくなってしまうかもしれません。

    全く違うデザインにする理由は?メリットとデメリットはある?

    男女でデザイン違いの指輪を選ぶことは、近年では主流となっています。デザインが全く違っていても、素材を同じにすることでペア感を出すことができます。また、素材や雰囲気は違っていても、基本となるデザインが似ているものを選べば、ペア感が出せるでしょう。

    結婚指輪は、必ず同じでなければいけないというルールはありません。カップルがお互いに納得していれば、相手がどんな指輪を指していても、問題はないでしょう。自分が気に入った指輪を選んだほうが、毎日楽しく着けられますし、飽きずにファッションにも合わせやすいというメリットが期待できます。

    デザイン違いにするデメリットは、完全に同じデザインの指輪と比較すると、ペア感が劣ってしまうという点があります。似た雰囲気の指輪を選んだとしても、同一のデザインを男女別にアレンジしたわけではないため、ペア感という点では、同じ指輪にはかないません。ただし、このデメリットを克服する対策としては、指輪をオーダーメイドにするという方法がおすすめです。カップルでお互いの希望を職人に伝え、それらを取り入れながらデザインに共通性を持たせることによって、見た目の雰囲気や指につけた時の雰囲気が大きく違っていても、指輪を2本並べた時には高いペア感を得ることができます。デザイン違いでも工夫次第では、デメリットを克服することはできるので、お互いに気に入った指輪を選びたいというカップルは、ぜひ検討してみてください。

    まとめ

    結婚指輪のデザインは、全く同じものでなくても、お互いに気に入ったものを選ぶスタイルがトレンドとなっています。ペアで購入しなくても、似たようなデザインを選んだり、デザインは違っていても素材を統一することで、ペア感を出すことは可能です。それに、オーダーメイドという方法なら、希望を取り入れながらペア感のある指輪を作ることも可能です。

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    小さくても眩い輝き!メレダイヤを使用した結婚指輪の魅力とは?

    数ある結婚指輪の中から「まさにこれ!」という自分に合ったデザインを探しだす作業は、幸せなことであっても意外と時間と労力がかかるもの。長年にわたって身につけるものとして、愛着のわくデザインを選びたいものです。上品な輝きで手元をさりげなく華やかに見せてくれることから、メレダイヤ入りの結婚指輪は人気の一つです。そのメレダイヤの魅力とは?メリットやデメリットを含めてご紹介します。

    メレダイヤとはどのようなダイヤモンド?

    メレダイヤとは、「Melee(メレ)」というフランス語の「小粒石」から由来しています。ダイヤモンドを加工する研磨の工程において、形を整えるために大きなダイヤモンドを削り落とす作業を行う場合があり、こうした作業によって切り落とされた小さな残りを集めて、再加工して作られたのがメレダイヤです。それぞれ国や取引の過程で異なっているため、宝石業界に共通した定義はありませんが、およそ0.2カラット以下の小さなダイヤモンドのことを指します。

    婚約指輪では、中央に配された大粒のダイヤモンドの両脇に配置され、主役のダイヤモンドの引き立て役として扱われることが多いのも事実です。しかし結婚指輪においては、シンプルなワンポイント装飾として小さいながら美しい輝きを放つことから、主役としての役割を果たすこともあります。また、指輪以外にもアクセサリーや腕時計の文字板など、多方面で使用されています。かつては「クズダイヤ」とも呼ばれていたこともあったようですが、それは過去のこと。メレダイヤにしか表現できない小さな輝きは、品のある魅力として認められています。

    メレダイヤによって品質が異なる!?選び方について

    ダイヤモンドには、それぞれ品質の差があるため「4C(ヨンシー)」という4つの基準で評価され、鑑定書として記載されることが一般的です、ダイヤモンドの色や透明度、形などを総合的に判定していて、中でもカラット数は重量を表し、4Cの中で最も見た目の違いが分かりやすい基準となっています。それぞれ4Cで高い評価を得るダイヤモンドは希少となっていて、必然的に価値が高く美しいものとなっています。

    メレダイヤは小粒のため、一般的に鑑定書として記載されることはありませんが、4Cで評価された高い品質のダイヤモンドを扱っているお店で選ぶことで、品質の高いメレダイヤを見つけられる可能性が高くなります。品質が高いものを選ぶと、どんなに小さくても強く輝いて見えます。公式サイトでメレダイヤの品質について言及しているブランドやお店もあり、中でもメレダイヤでカットの対称性が高い証拠である「ハート&キューピッド」が見えることを売りにしているブランドもあります。ハート&キューピッドは、ダイヤモンドからの光の反射像を使用して測定する方法で、対称性のあるものは万華鏡のように映り、4Cでの数値だけでは測れない感覚的な美しさが感じられます。

    結婚指輪にメレダイヤを埋め込むメリットは?

    小粒のためデザインは変幻自在

    華やかさをアップさせてくれるダイヤモンドは、結婚指輪に埋め込むにはきらびやかで存在感があるため日常使いには向いていないと感じている人は少なくないでしょう。メレダイヤは小粒のため、一粒だけ飾ってシンプルなデザインに仕上げることが可能で、さりげなく光を反射させて品のある美しさを発揮できるのが魅力です。また、そのシンプルなデザインは他の指輪と合わせて身につけたいときや、婚約指輪と重ね着けをしたい場合にも役立ちます。控えめな輝きは、ほかの指輪と組み合わせても違和感なく馴染みやすく、婚約指輪の輝きをよりゴージャスに見せてくれるでしょう。

    メレダイヤを全体にびっしりと敷き詰めたパヴェリングにして、存在感と輝きをアップさせることも可能です。複雑な光反射で一層輝きを放つという利点だけでなく、細かなダイヤモンドが敷き詰められているため引っかかりが少ないのが特徴です。アーム部分の傷も目立ちにくく、どの角度から眺めても華やかさを感じることができます。

    美しいものを身につける喜びが得られる

    メレダイヤを使った結婚指輪のメリットは、手元がキラキラと輝いていることで外見的に美しいだけではなく、それを身につけることで喜びが得られるのは大きなメリットといえます。夫婦の愛の証を形として表現している結婚指輪は、日常的もしくは長年身につけることになるため、愛着のわくデザインであるほどうれしい気持ちになることでしょう。

    デメリットとその対策法とは?

    粒が取れてしまう可能性がある

    結婚指輪をずっと身につけながら家事や仕事をこなしていると、引っ掛かりや衝撃でメレダイヤの粒が取れてしまう可能性があります。洗い物やシャワーの時は外すなど、状態をキープするための工夫が必要になってきます。このようにつけたり外したりの作業が面倒なときは、メレダイヤの保証がついているブランドを選ぶことで事前に対策することができます。ゆるんできたり外れたりしてしまった場合は、無料で留め直してくれるお店や、メレダイヤが外れて紛失してしまっても新しいメレダイヤをつけてくれる紛失保証がついているお店もあります。デザインのことだけでなく、もしものために保証のついたブランド選びを視野に入れているといいでしょう。

    夫婦おそろいにできない

    夫婦そろって全く同じデザインにしたい場合、メレダイヤを多くあしらったデザインではなく、ダイヤモンドなしのシンプルなデザインを選ぶのがいいでしょう。それでもメレダイヤを埋め込みたい場合、結婚指輪の内側や目立たない側面にメレダイヤを埋め込んだデザインにすることができます。メレダイヤが埋め込まれているのは二人だけにしか分からない秘密にでき、隠れたおしゃれ感を作り出せることが魅力となっています。

    結婚指輪にメレダイヤを使用するメリットはたくさんあります

    メレダイヤは、小さな粒ながら上品な輝きを放って見る人を惹きつけます。一粒から複数、全体にまであしらったデザインなど、お店やブランドではバリエーション豊富に揃えています。手元だけでなく内面的な輝きを放つ素敵な結婚指輪に出会うために、長年にわたって身につけるものなので、自分に一番似合うデザインを探し出しましょう。

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    毎日はめる結婚指輪だからこそ、ホワイトゴールドが最適!

    結婚指輪は人生で身に着けるジュエリーのなかでも、最も大切なリングです。しかしデザインがシンプルな分、素材や品質、色にこだわりたい人は多いでしょう。結婚指輪の素材にはプラチナやホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールドなどが一般的に使われます。そこでここでは、ホワイトゴールドに着目し、その特徴、結婚指輪にしたときのメリットやデメリットについて解説します。

    ホワイトゴールドってどんな素材?

    これまでは結婚指輪の素材といえば、プラチナの人気が高かったのですが、最近は、ホワイトゴールドを選ぶ人が増えています。プラチナは白金と呼ばれることがあるので、プラチナとホワイトゴールドは同じだと思っている人が少なくありませんが、実は全く違う金属です。

    ホワイトゴールドは、ゴールド(金)に、銀やパラジウム、ニッケルなどの白い金属を混ぜ合わせた合金です。ゴールドは純度が高ければ高いほど柔らかくなる金属ですので、銀などを混ぜて強度を高くした合金でなければ、加工することができません。ジュエリーにする時には、この合金の表面をロジウムという金属でコーティングします。ロジウムは、プラチナと同じ白金族の金属で、非常に硬いという特徴があるため、ロジウムコーティングをすることによって指輪の強度があがり、表面に傷がつきにくくなります。また、ホワイトゴールド自体はシャンパンゴールドのような色合いですが、ロジウムをコーティングすると、プラチナと同じような銀色になります。

    ホワイトゴールドのメリットは?

    ホワイトゴールドの結婚指輪は、プラチナに比べると、リーズナブルな価格帯で買えることが一番のメリットです。見た目はどちらも銀色なので、プラチナかホワイトゴールドかで迷ったら、価格でホワイトゴールドを選ぶ人もいます。

    同じホワイトゴールドでも、ゴールドの含有率によって価格が変わります。結婚指輪に使用されるホワイトゴールドのうち、純度が一番高いのは75%の18金です。そのほか、14金や10金も一般的に使われていますが、ゴールドの純度が低い10金の方が価格は安くなります。ちなみに10金はゴールドの含有率が少ないものの、その分、パラジウムなどの金属の含有率が高いので、強度は18金よりも高くなります。いずれにしても、ロジウムコーティングをしていますので、見た目に違いはなく、予算に応じて純度を選べるのもホワイトゴールドのメリットです。

    ホワイトゴールドはプラチナに比べて硬度が高く、傷がつきにくいという点もメリットとして挙げられます。さらにホワイトゴールドは重量が軽いため、毎日はめる結婚指輪の素材としては、着け心地の観点からもおススメです。またプラチナもホワイトゴールドも同じ銀色ではありますが、プラチナは落ち着いた銀色でクールな印象なのに対し、ホワイトゴールドは白みがかった銀色なので、温かみがあり、日本人の肌の色合いにしっくりなじみます。

    ホワイトゴールドのデメリットや注意点は?

    ホワイトゴールドは合金にロジウムをコーティングしているので、ジュエリーを研磨剤の入ったクロスでこすると表面のめっきがはがれてしまいます。どんな素材のジュエリーでも、皮脂や汚れがついてしまいますので、クロスで拭きとるのが基本ですが、ホワイトゴールドをお手入れする時には、やわらかい布で拭くようにしましょう。しかしちゃんとお手入れをしていても、長年使用しているうちにロジウムのめっきが薄くなり、地金が見えてくる可能性があります。銀色だった結婚指輪が黄色がかった色になり、変色したのではないかと不安になるかもしれません。その際には、購入したお店などでロジウムをコーティングしてもらえば、元の銀色に戻りますが、その分の手間や費用がかかるという点がデメリットとして挙げられます。購入する時には、コーティングのかけなおしができる指輪かどうかを確認しておきましょう。

    また、ゴールドに混ぜる金属は商品によって異なります。銀やパラジウムを混ぜるのが一般的ですが、ニッケルという金属を混ぜている場合には金属アレルギーを発症する可能性がありますので、注意が必要です。とはいえ、ニッケルのアレルギー反応は、水と反応した時にしか起こりませんので、水仕事をする場合や入浴の際に指輪を外せば、心配することはありません。

    結婚指輪はホワイトゴールドがおススメ

    日本ではプラチナの結婚指輪が人気ですが、欧米ではホワイトゴールドが一般的です。結婚指輪は毎日はめるジュエリーですので、着け心地が良いことが重要です。その意味では、軽いのに強度があり、傷がつきにくいという特徴のホワイトゴールドは結婚指輪の素材に向いているといえます。価格もプラチナに比べてリーズナブルな点も、ホワイトゴールドの結婚指輪が支持される理由です。