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    毎日はめる結婚指輪だからこそ、ホワイトゴールドが最適!

    結婚指輪は人生で身に着けるジュエリーのなかでも、最も大切なリングです。しかしデザインがシンプルな分、素材や品質、色にこだわりたい人は多いでしょう。結婚指輪の素材にはプラチナやホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールドなどが一般的に使われます。そこでここでは、ホワイトゴールドに着目し、その特徴、結婚指輪にしたときのメリットやデメリットについて解説します。

    ホワイトゴールドってどんな素材?

    これまでは結婚指輪の素材といえば、プラチナの人気が高かったのですが、最近は、ホワイトゴールドを選ぶ人が増えています。プラチナは白金と呼ばれることがあるので、プラチナとホワイトゴールドは同じだと思っている人が少なくありませんが、実は全く違う金属です。

    ホワイトゴールドは、ゴールド(金)に、銀やパラジウム、ニッケルなどの白い金属を混ぜ合わせた合金です。ゴールドは純度が高ければ高いほど柔らかくなる金属ですので、銀などを混ぜて強度を高くした合金でなければ、加工することができません。ジュエリーにする時には、この合金の表面をロジウムという金属でコーティングします。ロジウムは、プラチナと同じ白金族の金属で、非常に硬いという特徴があるため、ロジウムコーティングをすることによって指輪の強度があがり、表面に傷がつきにくくなります。また、ホワイトゴールド自体はシャンパンゴールドのような色合いですが、ロジウムをコーティングすると、プラチナと同じような銀色になります。

    ホワイトゴールドのメリットは?

    ホワイトゴールドの結婚指輪は、プラチナに比べると、リーズナブルな価格帯で買えることが一番のメリットです。見た目はどちらも銀色なので、プラチナかホワイトゴールドかで迷ったら、価格でホワイトゴールドを選ぶ人もいます。

    同じホワイトゴールドでも、ゴールドの含有率によって価格が変わります。結婚指輪に使用されるホワイトゴールドのうち、純度が一番高いのは75%の18金です。そのほか、14金や10金も一般的に使われていますが、ゴールドの純度が低い10金の方が価格は安くなります。ちなみに10金はゴールドの含有率が少ないものの、その分、パラジウムなどの金属の含有率が高いので、強度は18金よりも高くなります。いずれにしても、ロジウムコーティングをしていますので、見た目に違いはなく、予算に応じて純度を選べるのもホワイトゴールドのメリットです。

    ホワイトゴールドはプラチナに比べて硬度が高く、傷がつきにくいという点もメリットとして挙げられます。さらにホワイトゴールドは重量が軽いため、毎日はめる結婚指輪の素材としては、着け心地の観点からもおススメです。またプラチナもホワイトゴールドも同じ銀色ではありますが、プラチナは落ち着いた銀色でクールな印象なのに対し、ホワイトゴールドは白みがかった銀色なので、温かみがあり、日本人の肌の色合いにしっくりなじみます。

    ホワイトゴールドのデメリットや注意点は?

    ホワイトゴールドは合金にロジウムをコーティングしているので、ジュエリーを研磨剤の入ったクロスでこすると表面のめっきがはがれてしまいます。どんな素材のジュエリーでも、皮脂や汚れがついてしまいますので、クロスで拭きとるのが基本ですが、ホワイトゴールドをお手入れする時には、やわらかい布で拭くようにしましょう。しかしちゃんとお手入れをしていても、長年使用しているうちにロジウムのめっきが薄くなり、地金が見えてくる可能性があります。銀色だった結婚指輪が黄色がかった色になり、変色したのではないかと不安になるかもしれません。その際には、購入したお店などでロジウムをコーティングしてもらえば、元の銀色に戻りますが、その分の手間や費用がかかるという点がデメリットとして挙げられます。購入する時には、コーティングのかけなおしができる指輪かどうかを確認しておきましょう。

    また、ゴールドに混ぜる金属は商品によって異なります。銀やパラジウムを混ぜるのが一般的ですが、ニッケルという金属を混ぜている場合には金属アレルギーを発症する可能性がありますので、注意が必要です。とはいえ、ニッケルのアレルギー反応は、水と反応した時にしか起こりませんので、水仕事をする場合や入浴の際に指輪を外せば、心配することはありません。

    結婚指輪はホワイトゴールドがおススメ

    日本ではプラチナの結婚指輪が人気ですが、欧米ではホワイトゴールドが一般的です。結婚指輪は毎日はめるジュエリーですので、着け心地が良いことが重要です。その意味では、軽いのに強度があり、傷がつきにくいという特徴のホワイトゴールドは結婚指輪の素材に向いているといえます。価格もプラチナに比べてリーズナブルな点も、ホワイトゴールドの結婚指輪が支持される理由です。

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    幸せの結婚指輪は紛争ダイヤを避けて選ぼう

    結婚指輪は結婚する二人の幸せを願って購入し、長く身に着けていく大切なものです。その大切な指輪に使うダイヤモンドが紛争ダイヤだったら、人の不幸につながってしまっているかもしれません。紛争ダイヤとはどのようなものなのか、指輪を選ぶ際にはどういった点に注意していけばよいのかについて、一度チェックしておきましょう。

    自分の幸せがほかの人の不幸につながる?

    結婚をすることは、人生の中でも特におめでたく、幸せなイベントです。これからの人生がよりよいものとなるように、多くの人に祝ってもらうときでもあります。その時から願いを込めた結婚指輪を身に着けていくために、結婚指輪を選ぼうとしているカップルも多いはずです。その時に気を付けたいのが、人の不幸につながる素材を使っていないかどうかを考えることです。特にダイヤモンドについては、現在紛争が行われている地域で産出されることが多くなっています。場合によってはそれが紛争を起こしている人たちの資金となり、武器などを購入することにつながっている可能性があるのです。これを紛争ダイヤといいます。

    あなたが幸せを感じて身に着けるダイヤモンドが、誰かの命を奪う武器に変わっているかもしれないのです。また、ダイヤの採掘には労働が必要です。大きな利益を上げ戦争の資金を作るため、地元の方が厳しい労働環境に置かれている可能性もあります。その点について考えずにダイヤモンドを購入していることで、誰かの苦しみを作り出すことになってしまいます。

    紛争ダイヤを駆逐することが必要

    紛争ダイヤは紛争を長引かせることにつながります。多く紛争ダイヤが売れれば売れるほど、戦争が長引き、命が失われていくことになるのです。強制労働などもますます激しくなり苦しむ人も増えていきます。この状態を解決するためには、最終的にダイヤモンドを購入する人、つまりこれからダイヤモンドを入れた結婚指輪を購入しようとしている方が、紛争ダイヤについての意識をもって、紛争ダイヤではないものを選んでいくことが必要になるのです。

    ダイヤモンドは価値が高いため、大きな資金源となっていきます。それだけ多くの人を傷つけることにつながってしまう可能性があるのです。紛争ダイヤが流通している以上、個人としてはどうしようもないことかもしれません。しかし、購入する側が紛争ダイヤを選ばないようになれば、流通する量も減っていき、影響が少なくなっていくことが期待できます。小さくてもその一つの力となれるように、まずは紛争ダイヤについて意識していくことから始めてみましょう。

    確認をして購入を

    実際に指輪の形になっているダイヤを見て、それが紛争ダイヤかどうか確認することは不可能です。それでも紛争ダイヤを避けて購入したい場合には、証明書などを確認する必要があります。しかし、原石の状態やカットされた石の状態でなければ、証明書で確認することは難しいでしょう。個別の商品に証明書を付け、産地などを確認できるようにしてあることもありますが、専門家でないとわかりにくい部分もあるかもしれません。

    そこで選ぶうえでの手段として、購入するブランドを選んでその中から結婚指輪を決める形が挙げられます。海外などでは日本と比べて社会問題としてこうした紛争ダイヤの問題が取り上げられることも多く、社会への影響力を考えたブランドは紛争ダイヤを避けてダイヤモンドを入荷し、指輪の作成に使っていることが多いです。結婚指輪を購入しようとしているブランドがこうした紛争ダイヤの排除についてどういった態度をとっているかなどについて調べておくとよいでしょう。

    安すぎるものには注意

    お買い得なダイヤモンドの指輪があれば購入したいと思うのは当たり前のことですが、安い理由として正常なルートでの入荷ではなく、紛争ダイヤの可能性が否定できないものもあります。自分の一生を支える結婚指輪がほかの人の不幸につながらないようにするためには、出所がわからないもの、安すぎるものには注意する必要があります。お買い得なものはその理由を理解したうえで、きちんとしたルートで入ってきたものなのかどうかを確認してから購入するよう気を付けていきましょう。

    納得のいく結婚指輪選びのために

    結婚指輪は一度購入したら買い替えることはほとんどありません。常に身に着けて一生大切にする方が多いでしょう。その指輪がみんなの幸せにつながるものなら、これからの結婚生活を支えてくれる大切なものとなってくれるはずです。そのために、紛争ダイヤなどほかの人を不幸にする素材が混ざっていないか、確認して購入するよう心掛けましょう。

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    結婚を控えている方は必見!木製や陶器など金属以外の素材を使った結婚指輪の魅力や注意点などを紹介

    結婚指輪と聞くときれいな輝きを放つプラチナやゴールドといった素材を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。しかし、現在ではプラチナやゴールドといった金属以外にも様々な素材を使用した結婚指輪が存在しています。それぞれの素材には金属の結婚指輪とはまた違う魅力や特徴が備わっています。そこで今回は非金属の結婚指輪の魅力や特徴、使用する際の注意点などを紹介します。

    金属以外の素材で作られた結婚指輪は金属アレルギーのある方も安心して指に付けられる!

    金属以外の素材を結婚指輪に採用する事に関しては結論から言うとアリと言えるでしょう。理由としては金属アレルギーの方が結婚指輪を指にはめられないという事態を避けられるからです。結婚指輪の素材として強い人気があるプラチナやゴールドなどは金属アレルギーを発症させるリスクが少ない素材と言われています。ただ、純度100%のプラチナやゴールドの結婚指輪はほとんどなく、一般的には他の金属と混ぜ合わせる事によって指輪自体の強度を上げています。そのため、プラチナやゴールドであっても金属アレルギーは起こる可能性はあります。一方、非金属である木製や陶器、ガラスなどの素材で結婚指輪が作成できるのであれば、金属アレルギーを持っている方も安心して結婚指輪を指にはめる事ができるでしょう。

    木製の結婚指輪

    木で作られた結婚指輪は個性的でオシャレなデザインのものが多いと言われています。作り方も決して難しくはないので、DIYが得意だという彼氏は自分で作って彼女に渡すといった事ができるでしょう。プラチナやゴールドといった素材を使用した結婚指輪と比べるとコストが大きく抑えられる点も魅力の一つです。また肌に触れる部分を木製にし、外側に金属が使われている結婚指輪もあります。木製の結婚指輪を作る場合、1枚の板を曲げて輪の形にする手法や木を削りながら作る手法があり、表面を漆で塗るだけでも和の雰囲気が漂う結婚指輪となります。

    さらに木材だけでなく樹脂を混ぜ合わせた結婚指輪も幻想的なデザインで素敵な仕上がりになります。ただ柔らかく水に弱いといったデメリットもあるのでその点は注意が必要です。他にも経年劣化しやすいので長く愛用したいのであれば、塗装が剥げたりツヤがなくなった場合、修理が可能な専門店を見つけておくと良いでしょう。木製の結婚指輪に関しては金属ほどの強度はないので分厚めのデザインなりやすい傾向にあります。

    陶器の結婚指輪

    陶器は土を原料として作られた焼き物ですが、多彩なデザインが生まれやすい点が特徴と言えます。そのため、陶器を素材として使用すればオシャレで洗練されたデザインの結婚指輪を作る事も可能です。ただ陶器の結婚指輪はキズが付きやすく割れやすいとも言えるので、取扱いには十分注意が必要です。日常的に付けるのではなく、お祝い事など特別な日に限定して付けるのが良いのかもしれません。

    天然石の結婚指輪

    パワーストーンに興味関心がある方は天然石の結婚指輪が最適と言えるでしょう。コハクやヒスイなど鮮やかで透明感のある石が多いのが特徴です。また個性的な天然石の結婚指輪が欲しいのであれば、ターコイズなどが良いのかもしれません。さらにヘマタイトと呼ばれる黒く輝く天然石もあり、結婚指輪にはピッタリとも言われていますが、酸化鉄が主な成分となっているため、金属アレルギーのある方は注意しておきましょう。

    樹脂製の結婚指輪

    樹脂にはポリエステルやアクリル、ポリウレタンなど様々な種類が存在しています。手先の器用さに自信がある方であれば自分で作る事も可能です。ガラスよりも軽い上、丈夫でもあるので割れてしまうという心配はありません。樹脂は劣化すると変色しやすい素材でもあります。また紫外線などによって黄ばんでしまう可能性が高い素材とも言えます。黄ばみを防止するにはUVカットの効果があるニスを塗るなどの対処法があります。樹脂製の結婚指輪を所有した場合は、直射日光が当たらない場所にしまっておくなどきちんとした保管が必要です。

    ガラス製の結婚指輪

    ガラス製には、細かなデザインが施された結婚指輪が作りやすいといったメリットがあります。透明感もあり涼しげさも持ち合わせているので夏の時期に渡す結婚指輪としては最も適した素材と言えるでしょう。ただ、誤って落としてしまうと即割れたりキズがつくといったリスクはかなり高いので、その点は留意しておきましょう。

    オシャレなデザインが豊富にある非金属の結婚指輪

    プラチナやゴールドなど金属を使用した結婚指輪は人気があり、定番になっていると言えるでしょう。一方で、金属アレルギーの人も中にはいる事も考えると、金属だけでなく木製や陶器など非金属の結婚指輪がある事は選択肢が増えるという意味では必要です。プラチナやゴールドの結婚指は確かに魅力的ですが、オシャレなデザインが豊富にある非金属の結婚指輪にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

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    細めの結婚指輪を選ぶならハードプラチナがおすすめ

    結婚指輪の素材として人気のプラチナ。しかし、純度が高いプラチナは非常に柔らかく、アクセサリーに使用されるときにはほかの金属と混ぜることで硬度を高くしています。プラチナのなかでも特に硬度が高いのがハードプラチナです。こちらでは、ハードプラチナとはどういうものなのか、メリットやデメリットを含めて紹介します。

    プラチナは金属のなかでも柔らかい素材

    日本人の肌の色との相性が良く、ダイヤモンドの輝きに負けない美しさを持つプラチナは結婚指輪の素材としても優秀です。しかし、純度が高いプラチナほど柔らかく、傷つきやすかったり、形が歪みやすかったりといった問題がありました。そこで考えられたのが、プラチナにほかの金属を加えることで高い硬度を得る方法です。一般的に、プラチナに加えられているのはパラジウムという金属で、身近なものでいえば、銀歯に使用されています。

    プラチナのひとつとして、ハードプラチナがあります。こちらは、プラチナ95%、パラジウム約2~4%、ルテニウム約1~3%を混ぜて作られたものです。ルテニウムは、パラジウムよりさらに強度が高い金属であり、純度が高いプラチナ製品を作る場合にはルテニウムあるいは、同じく高い強度があるイリジウムを使用しています。

    金属の硬度を表わす指標のひとつがビッカース硬度(Hvで表示)といい、最も硬い石といわれているダイヤモンドでHv7000~15000です。Pt900がHv80、Pt950がHv60ほどであり、ハードプラチナになるとHv90~150と高めの数値となっています。プラチナの結婚指輪といってもブランドによって混ぜている金属の種類が違うため、購入をする前にはできるだけ確認をしておくほうが良いでしょう。結婚指輪は長年身に着ける大切なものなので、歪みや傷がつきにくいものが望ましいです。

    ハードプラチナのメリット・デメリット

    ハードプラチナの結婚指輪は、高い純度のプラチナを使用していながら比較的丈夫である点がメリットです。そのため、歪みやすい幅が細めの結婚指輪を作るときには、ハードプラチナが使用されることも少なくありません。なかには、Pt999という純度を誇る結婚指輪もあります。純度が高いプラチナはそれだけ価値も高く、しかも、金属アレルギーになりにくい点もメリットです。ちなみに、ハードプラチナより硬いウルトラハードプラチナと呼ばれている非常に強度が高いものもあります。職業によっては「仕事中に結婚指輪を身に着けていると傷をつけてしまう」とはずす人もいますが、ハードプラチナは丈夫なのでそういった職業の場合もずっと身に着けやすいです。

    ただ、その一方で、加工が難しいというデメリットもあります。ハードプラチナの硬度の高さが、リメイクや修理といった作業を難しくしてしまうのです。ハードプラチナは歪みや傷がつきにくいですが、長く身に着けていれば修理が必要になる場面も出てくる可能性があります。また、デザインを変えたくなる可能性もないとは言い切れません。店によっては修理やリメイクをするのが難しいからと、依頼を断ってしまうところもあります。そのため、購入した店で修理などをしてもらうことが可能かどうかをあらかじめ確認しておくのがおすすめです。

    ハードプラチナの結婚指輪を安く購入するには?

    ハードプラチナが素材になっている結婚指輪を購入する際に、できるだけ費用を抑えたい場合はシンプルなデザインのものを選ぶのがポイントです。純度が高いプラチナであれば、価格もそれだけ高くなりがちです。しかしながら結婚指輪はデザイン料を含めての価格となっているため、シンプルであるほどその料金を抑えることができます。また、リングの内側にダイヤモンドや誕生石などを埋め込む結婚指輪も人気となっていますが、そういったものをなくすのもひとつの方法です。

    また、卸売業者直営店や通販サイト、自社で仕入れから製造・販売まで行っているブランドのものを購入するのも良いでしょう。これはコストをカットしている分、結婚指輪を安く提供しているところも多いからです。ハードプラチナは一般的なプラチナより高額になりがちですが、自社開発をしているところでは、そうではないブランドで購入するより安く手に入れやすくなります。

    純度が高いプラチナの結婚指輪を求めているならハードプラチナをチェック!

    結婚指輪は長く身に着けることが多いため、丈夫で形が歪みにくいものを求めている人もいるのではないでしょうか。ハードプラチナはプラチナのなかでも強度が高く、丈夫で傷もつきにくいのが特徴です。一方、高い硬度であるがゆえにリメイクや修理がしにくいデメリットもあります。ハードプラチナの結婚指輪を選ぶ場合は、何かあったときに修理をしてもらうことができる店を選ぶようにしましょう。

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    結婚指輪にシルバーを選んでもいいの?

    結婚指輪に使われる素材としてはプラチナとゴールドがメジャーですが、シルバーは結婚指輪以外の需要としては人気があります。結婚指輪にシルバーを選ぶ人が少ないのには理由があるのでしょうが、逆にシルバーだけのメリットもあるはずです。プラチナやゴールドとシルバーの違いについてメリット、デメリットを見ていきましょう。

    取扱店が少ない

    結婚指輪の材質として一番選ばれているのはプラチナで次はゴールドですが、この2種類でほとんどだと言われています。そのためにブライダルリング専門店でもシルバーリングの取り扱いが少ない、もしくはまったく無いことが難点ではあります。プラチナはシルバーに比べて貴重で高価なものだとのイメージがありますので、売る側も買う側もプラチナが当たり前だと思っていることが理由でもあります。逆に言えば若いカップルなどで結婚指輪にそれほど予算をかけられない人たちにはおすすめの素材で、値段の他にもいい点はいくつかあります。

    デザインが豊富

    シルバーは材質が柔らかく加工しやすいことから他の素材に比べてデザインが豊富です。プラチナにはできないような細かい細工も可能で、ユニークなデザインのものを選べたり、自分たちでデザインできるサービスをやっているところもあります。その柔らかさからシルバー100%ではなく、他の素材と混ぜて利用されるのが一般的ですが、サイズ直しの時には困ることもあります。熱伝導率が高いことによりリングの一部分を加熱しただけでも全体が高温になり、部分直しができない、もしくはかなり高度な技術が要求されることです。部分溶接する時には石を外す必要がありますので、石を取り外せないもの、石が乗っている爪を元に戻せないものではサイズ直しはできないことになります。

    輝きはナンバーワン

    プラチナやゴールドも含めた全ての貴金属の中でも、シルバーは反射率が一番高い素材ですので、磨き方によってはその輝きはプラチナ以上にもなります。プラチナが装飾品として利用され始めたのは紀元前1500年頃からであるのに対して、シルバーは紀元前3000年頃からすでに使われていたようですので、その歴史を考えてもシルバーの輝きは早くから人々を魅了していたことが分かります。その柔らかな光沢は結婚指輪にふさわしいとも言えますが、光具合を硬質的だと感じる人もいるようです。その場合にはマット仕上げをすることで輝度を控えめにすることもできます。シルバーの比重はプラチナやゴールドの半分ほどですので、同じデザインで比べると付け心地が軽いことも特徴です。金属アレルギーを起こしにくい素材でもあり、指に負担をかけたくない人にはお勧めです。シルバーは他の素材と混ぜて加工されることがありますが、ニッケルやパラジウムの割合が高いリングですと金属アレルギーを起こすかもしれません。

    お手入れが大変

    銀は空気の酸化によって黒ずみしやすい素材です。付けたまま温泉に入ると真っ黒になるかもしれません。黒ずみ防止のためにロジウムメッキコーティングがされることもありますが、その場合には見た目がホワイトゴールドと同じになってしまいます。自分でケアできるキットもありますが、定期的なメンテナンスが他の素材よりも必要になることはデメリットです。自分でお手入れする時の手順としては、水洗いしてから乾拭きし、最後に銀磨き用のクロスで優しく拭きます。付着した油が落ちないようでしたらクロスに中性洗剤を染み込ませてから拭く必要がありますし、黒ずんでいる箇所には銀専用の研磨剤をクロスに染み込ませて拭きます。この時にリング以外の石の部分を拭いてしまうと傷が付きますので、メンテナンスも専門店にお願いするのがお勧めです。

    値段が安いのも魅力

    シルバーはプラチナやゴールドよりも圧倒的に値段が安いことから、その分だけデザインにこだわったり石にお金をかけられるのが魅力ではあります。値段が安いのは見た目が安っぽいからではなく埋蔵量によるもので、シルバーはゴールドの約7倍の埋蔵量があると言われています。結婚式自体や披露宴に予算を回したいと考えるカップルや、指輪交換のときだけ指輪が必要だと言う時にはその安さはかなり魅力です。

    身近な素材であるシルバー

    シルバーが古来から銀食器の材料として利用されるなど人々の生活に身近な素材となったのは、加工のしやすさ以上にその輝きが利用する人の心を掴んできたためです。結婚指輪をシルバーにすることで、その輝きが永遠の愛を誓う二人を更に華やかに彩ってくれます。二人でよく話し合って納得してから結婚指輪を選ぶといいでしょう。

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    ミル打ち結婚指輪の様々な特徴をメリットデメリット込みで解説

    指輪のデザインのひとつとして、小さな金属の粒を並べて打刻していくミル打ちがあります。ヨーロッパで古くから伝わる技法で、長寿や子宝という意味が含まれるため、結婚指輪に取り入れられることも多いです。そんなミル打ちの結婚指輪の具体的な特徴や気を付けるべき部分を解説していくので、結婚指輪を選ぶ際の参考にすると良いでしょう。

    複数の加工方法がある

    結婚指輪のミル打ちは、小さな粒が列になって並んだデザインが特徴です。そしてその粒の列はリングのエッジ部分やセンターなど色々な部分に施せて、片方のエッジのみであったりカーブした複雑な形状に対応したりなど、幅広いデザインに仕上げることができます。その具体的な加工方法は複数あり、オーソドックスなのは粒をひとつずつ打刻していくものです。確かな技術力を持った職人が手掛ければ、ミル打ちの一番の特徴である美しい粒の並びが実現できます。

    その他にもリングを作る際にあらかじめミル打ちを模した型に金属を流し込む方法と、リングに後から型で力を加えて模様を付けていく方法があります。いずれも厳密にはミル打ちをしてはいませんが、ミル打ちとして扱われることがほとんどです。そして職人が一粒ずつ打刻する方法と比べて凹凸が少なくなりがちな代わりに、短時間で仕上げられる上に低コストで済むという強みがあります。

    幅広い世代に対応できる強み

    ミル打ちの結婚指輪の一番のメリットは、そのデザインの美しさです。光沢を持った金属の粒は角度によっては宝石のようにも見え、その粒が並んだ全体的なデザインは非常に豪華な印象を与えます。また凹凸によって影の部分が生まれることで、引き締まったデザインになるという特徴もあります。

    そして確かな技術によってしっかりと施されたミル打ちのデザインは、幅広い世代で高い人気を誇ります。またヨーロッパの伝統的なデザインということで、流行の影響も受けにくいです。さらにデザインは複雑ではありながらも、粒が均等に並んでいるだけなので奇抜だとは捉えられにくく、様々なシーンで問題なく使用することができます。

    また結婚指輪に使用されている金属は、何十年も使用していくとある程度光沢が失われてしまうものです。ですがミル打ちが施してあると、形状に目が向きやすく光沢が気にならなくなります。使っていく内に光沢が少なくなることで、アンティーク調の見た目に仕上げることもできるでしょう。またフラットなタイプの結婚指輪だと、小さな傷であっても目立ちやすくなります。その点ミル打ちであれば、形が複雑なので傷が目立ちにくいです。

    サイズ直しとメンテナンスに注意

    ミル打ちの結婚指輪は基本的に、粒の並びを計算して作ります。そのため指の太さの変化に合わせたサイズ変更が難しいというデメリットがあります。結婚指輪のサイズ調整は一部をカットしてから、別の素材を溶接で繋ぎ合わせた上で、違和感ない見た目に仕上げるために研磨などの作業を必要とします。けれどミル打ちだとそういった作業が困難になることが多いです。固定する際に粒が潰れてしまったり、研磨自体ができずに違和感が消せなかったりする恐れがあります。したがってミル打ちは指の太さがそう変わらず、サイズ直しが必要ない場合に向いていると言えるでしょう。

    ただミル打ちであってもサイズ直しが全くできないというわけではなく、結局はメーカーやブランド次第です。そのため注文時にサイズ変更ができるかどうかを確認しておくことは大切です。またミル打ちがエッジ全てではなく一部に施したものであれば、ミル打ち以外の部分でサイズ調整は可能です。したがって作成する段階でサイズ変更のことを考えて、ミル打ちを施すのを一部に留めておくという方法もあります。

    またミル打ちを施すと凹凸ができるため、その隙間に汚れが溜まりやすくなります。さらに使用していく内に金属の粒がすり減ることもよくあります。そのため一番の強みである美しさを維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせないことを覚えておきましょう。軽い汚れであればセルフメンテナンスでも取り除けますが、隅々まできれいにしたりシルエットを保ったりするにはメーカーに出す必要があります。

    正しく扱って魅力を活かす

    ミル打ちは豪華なデザインと共に永遠を誓う願掛けの要素もあるため、結婚指輪に施すのに適している技法です。そしてサイズ直しとメンテナンスの2点に気を付ければ、強みを最大限に活かすことができます。そのため注文する際に、メンテナンスの費用やサイズ直しができるかといった部分を、しっかりと確認しておきましょう。

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    金属アレルギーの人必見!後悔しない結婚指輪の選び方

    夫婦の大切な思いが詰まった結婚指輪。そんな幸せなある日、指輪を付けている指が赤く腫れあがり酷い痒みに襲われる。このように結婚指輪で金属アレルギーに悩まされる人は多いです。せっかく買った一生ものの結婚指輪で後悔なんてしたくないもの。今日は金属アレルギーになりやすい素材の詳しい情報や、金属アレルギーにならないための結婚指輪の選び方について詳しく解説をします。

    金属アレルギーはどうやって起こるのか

    人間の体には「免疫」といって、外部から異物を感知したときに、それを排除しようとする働きがあります。金属アレルギーもその免疫反応のひとつで、ピアスや指輪、ネックレスなどの金属製品に触れた部分の皮膚が赤くなり、かゆみなどの症状を引き起こします。発症のメカニズムは、汗などの水分に触れることで「イオン化」して溶けだした金属が、皮膚のタンパク質と反応。それを外部からの異物だと判断した体が、防御反応を示すことによって起こります。「自分は金属アレルギーじゃないから大丈夫」という方でも安心はできず、特にアレルギーを自覚していない人でも突如として発症する可能性があります。また一度金属アレルギーの症状が出てしまうと、根治が難しいといった厄介な側面もあり、事前に対策が必要です。

    金属アレルギーになりやすい素材とは?

    結婚指輪に使われる素材といえば、金や銀、プラチナといった素材が非常に多いです。実は金や銀、プラチナといった金属はイオン化しにくく、金属アレルギーの反応が出にくいと言われています。しかし実際にこれらの素材を使った指輪を購入したにもかかわらず、後になって「金属アレルギーの症状が出てしまい、結婚指輪をはめ続けることができなくなってしまった」という方が少なくありません。ではなぜ、このような事態が起きてしまうのでしょうか?問題は金や銀、プラチナといった金属ではなく、それらに混ぜられた「別の金属」である可能性が高いです。

    アレルギーを引き起こしやすい金属として、ニッケルやパラジウムなどが挙げられます。これらの金属は非常にイオン化しやすい性質があり、指輪に少量混ぜ込まれているだけでも金属アレルギーを引き起こす可能性があります。特にニッケルやパラジウムはアレルギーの反応が強く出ることがあり、注意が必要です。金や銀、プラチナと謳った指輪でも、強度を保持するために「混ぜ物」がされている場合があるので、購入する際には純度の高い商品を選ぶほかにも、アレルギーを引き起こすような金属が混ぜられていないかを事前に確認することが大事になります。

    金属アレルギーで後悔しないための準備

    一生ものである結婚指輪を購入したのに、金属アレルギーを理由に着用を諦めないといけないなんて、とても悲しいことです。そうならないためにも、事前に対策を打っておきましょう。

    金属アレルギーが出にくい素材かを確認する

    結婚指輪を購入する際には、金属アレルギーが出やすい素材が含まれていないかを必ず確認するようにしましょう。たとえ純度の高いプラチナといっても、わずかでもアレルギーになりやすい素材が含まれていた場合、症状に悩まされることに繋がります。この場合は、しっかりと金属の配合情報を開示しているお店を選ぶことが大切です。またチタンやタンタルなどの「レアメタル」を使った、金属アレルギー対応の結婚指輪を選ぶのも、選択肢のひとつです。

    事前にパッチテストを受けておく

    皮膚科や病院で「パッチテスト」を受けておくと、事前に「自分がどの金属に弱いか?」を知ることができ、ピンポイントでその金属を回避することが可能になります。

    汗をかきやすい場所や水仕事では指輪を外す

    指輪を購入した後でも注意することがあります。金属は汗や水などに触れることでイオン化し溶け出します。ですので、スポーツや家事、仕事など、汗や水に触れやすい環境では指輪を外すようにしましょう。

    定期的に綺麗に掃除する

    結婚指輪は、一度はめてからずっと着用しっぱなしというケースが多いのですが、指輪に汚れが溜まると、それが原因で皮膚が炎症を起こしてしまう場合があります。そこから金属アレルギーへとつながってしまう場合もあるため、こまめに外して掃除するようにして下さい。

    事前の心構えで後悔しない指輪選びを

    結婚は一生に一度のビッグイベント。結婚指輪は相手の存在を感じたり、愛を確かめ合ったりするためには欠かせないものです。二人の大切な思いが詰まった結婚指輪が、金属アレルギーで駄目になってしまったなんて悲しい思いはしたくないことでしょう。そうならないためにも「自分も金属アレルギーになる可能性がある」ということを念頭に置いて、今回のお話を指輪選びに役立ててください。

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    結婚指輪の素材にゴールドはふさわしいのか

    結婚指輪は長く愛用するものだからこそ、デザインの良さだけではなく耐久性やつけ心地の良さにもこだわりたいところです。プラチナは特に結婚指輪で多く選ばれている素材ですが、最近はゴールドを選ぶカップルも増えてきました。ここからは、ゴールドを選ぶメリットやデメリットについて考えていきます。結婚指輪の素材選びでお悩みの方は参考にしてください。

    個性的な結婚指輪を作れる

    結婚指輪は夫婦ふたりで長期に愛用していく指輪です。ファッションリングのように何度も買い替えるものではないので、失敗のないよう慎重に選んでいきたいところです。指輪はデザインの良さにもこだわりたいところですが、長期に使用するものだからこそ、耐久性に優れているということも大事です。それゆえ長年使用していても、劣化しにくい素材を選ぶことも大切です。見た目も美しく、丈夫な素材であるプラチナは特に結婚指輪ではよく選ばれている素材です。最近はより個性的な指輪を持ちたいという人も増えており、プラチナ以外の素材を選ぶ人も増えてきました。

    プラチナ以外の素材で特に人気なのがゴールドです。ゴールドを選ぶメリットは、まずプラチナの次に高級感のある素材であるということがあげられます。高級感がありながらも、プラチナよりも安価で購入できるのも人気の理由です。指輪の購入費用で浮いた分を家具や家電など他の商品の購入にあてることもできますし、指輪を安く購入できた分で、ダイヤをプラスするなどより華やかな結婚指輪に仕上げることもできます。ファッショナブルで個性的な結婚指輪を作りたい人にはぴったりの素材といえるでしょう。

    豊富な色味が用意されている

    オーソドックスなプラチナの結婚指輪は銀色に美しく輝きます。シンプルな美しさはあるものの、他の人と同じように見えて個性が足りないと感じる人もいるのではないでしょうか。ゴールドの結婚指輪を選ぶメリットでは、豊富な色味から好みのカラーを選べるということもあげられます。ゴールドというと金色のイメージが強いものもありますが、ホワイトゴールドやピンクゴールドなどもあります。ホワイトゴールドなら、見た目はプラチナとほとんど見分けがつきません。そして、ピンクゴールドはその名前の通りピンクがかった色なので可愛らしさもあります。

    ゴールドを選ぶメリットは、ほかの素材と組み合わせができることもあげられます。プラチナとゴールドを合わせた個性的なリングにすることもできますし、男性はシンプルなホワイトゴールド、女性は可愛らしいピンクなど、男女別々のカラーを選ぶこともできます。肌の色も人それぞれ違いがあり、似合う指輪の色も変わってきます。肌の色に合わせて似合う色の指輪を作れるのもゴールドの良いところです。柔らかく加工がしやすい素材なので、複雑なデザインの結婚指輪を作りたいという人にも向いています。

    デメリットも知っておこう

    結婚指輪の素材にゴールドを選ぶメリットは多くありますが、実際に作るとなるとデメリットがないかどうかも確かめておきたいところです。まず、シンプルなプラチナリングに比べて派手に見えるということがあげられます。例えば、お葬式のときも結婚指輪はつけたままで良いとされています。ホワイトゴールドでシンプルなデザインのものなら、特に、問題はないといえますが、ゴールドやピンクゴールドでは派手に見えてしまいがちです。葬儀などの場面では外さなくてはならない可能性があることも知っておきましょう。ホワイトゴールドであっても、ダイヤがつくなど華やかなデザインは弔事に向いていないので注意が必要です。

    ゴールドは優れた素材ですが、プラチナに比べると耐久性の面では劣ります。金は安定した金属ということもあり、酸化しにくいという特徴を持っています。とはいえ、合金では金以外の金属が酸化や硫化を起こす可能性があり、変色する場合もあります。純度の低い金を選ぶと変色しやすいので結婚指輪にするのであれば、できるだけ純度の高い金を選んでおきましょう。金そのものはアレルギーを起こしにくい素材ですが、混ぜられた金属によってはアレルギーを起こすこともありますので、こちらも気をつけたいところです。

    注意点も知っておこう

    ゴールドの結婚指輪は華やかで個性的で、好きな色味を選べるなど様々なメリットがあります。高級感があるにもかかわらず比較的安く購入できるのも人気の理由です。メリットは実に多くありますが、見た目が派手に見えることや変色の可能性があること、耐久性がやや劣るなどの欠点もあります。デメリットもしっかりと理解して、自分に合う素材を選んでいきましょう。
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    結婚指輪の素材の代表格「プラチナ」の魅力とは

    結婚指輪の材料としてはプラチナやゴールド、チタンなど、さまざまなものが挙げられます。

    そのなかでも、プラチナは多くのカップルに人気がある素材です。

    結婚指輪は一生身に付ける非常に大切なものであるため、後悔のない素材選びをすることが求められます。

    そこで今回は、結婚指輪にプラチナが使われる理由などについて詳しく解説していきます。

    プラチナの特徴

    結婚指輪にプラチナが使われる理由の一つとして、変色や変形しにくい素材である点が挙げられます。一般的な話として、結婚指輪は挙式の後、左手の薬指に日常的に身に付けるものです。そのため、プラチナの指輪を仕事や家事などをする際に付けていた場合でも、「ゆがみにくい」「傷付きにくい」などのメリットがあります。また、プラチナは耐久性がある素材であるにもかかわらず、粘性や柔軟性がある素材という特徴も見られます。結婚指輪を購入する際、デザイン性にもこだわりたいものです。素材としてプラチナを選んでおくと加工がしやすいことから、細かいデザインにも柔軟に対応できるでしょう。

    加えて、プラチナは金属アレルギーを起こしにくい素材として知られています。金属アレルギーの人が原因となる金属を身に付けた場合、汗をかいたときなどに金属が溶け出すと、肌にかゆみや赤みなどの症状が出ることがあります。金属アレルギーを起こしやすい素材にはニッケルやコバルトなどがありますが、これらの金属は安価であるがゆえに日常で触れる機会が多くあるのが実情です。しかしながら、金属アレルギーは持って生まれたものではなく、いつ症状が出るか分かりません。一度金属アレルギーになると完治しないので、将来体調が変化することも視野に入れながら、金属アレルギーを起こしにくいといわれるプラチナなどの素材を用いて結婚指輪を作っておくという選択肢も考慮すべきといえるでしょう。

    プラチナを選ぶメリット

    結婚指輪の素材としてプラチナを使うことにはさまざまなメリットがあります。まず、結婚指輪は挙式で新郎新婦が交換するものです。このとき、洋装か和装かという問題にかかわらず、花嫁は白を基調とした婚礼衣裳を身に付けます。プラチナは特有の明るい白さのある金属であるため、ウエディングドレスや白無垢との相性も抜群です。次に、プラチナはダイヤモンドと組み合わせた場合に相性が良いという理由から、多くのカップルに人気があります。プラチナ特有の明るい白さとダイヤモンドを組み合わせた結婚指輪は、写真映えするアイテムといえるでしょう。

    さらに、数ある金属のなかでもプラチナはアフターメンテナンスが楽であるといわれています。どんなに気を付けていても、指輪に細かい傷が付いてしまうのは仕方のないことです。ほかに、指のサイズが変化した場合、サイズ直しが必要になることもあるでしょう。もともとプラチナは耐久性に優れた素材であるため、汗や洗剤などにも強く、指輪の汚れが気になるときは柔らかい布で拭き取るだけできれいになるというメリットがあります。サイズ直しをする場合でも、プラチナならしなやかな素材であることから比較的簡単にサイズ直しができるというメリットもあります。

    プラチナの純度とは

    金属アレルギーを心配してプラチナの結婚指輪を購入する場合は特に、純度に関する正しい知識を持っておくことも大切です。一般的に、プラチナは金属アレルギーを起こしにくい素材といわれています。しかし、これは純度100%のものを指しているのであり、プラチナの結婚指輪を購入したからといって、絶対に金属アレルギーを起こさないということを意味しているわけではありません。プラチナは柔軟性がある金属であるため、純度100%のものを結婚指輪として加工してしまうと、傷が付きやすく、変形するなどのリスクがあります。そのため、5~10%程度の割合でパラジウムやイリジウムなどの金属を配合して強度を保っているのです。なかでもパラジウムは金属アレルギーを起こしやすい素材に分類されるため、プラチナの純度を確認する際、「ほかにどのような金属が配合されているのか」という点についても必ず確認しておきましょう。

    頑丈でデザイン性が高い結婚指輪を探しているならプラチナを選ぼう

    プラチナは耐久性があることに加えて、柔軟性にもすぐれた素材です。そのため、プラチナは「デザインにこだわりたい」「毎日身に付けるものだから、とにかく丈夫な指輪が欲しい」というカップルには特に人気があります。加えて、プラチナは明るい白さが特徴であるため、ウエディングドレスとの相性もぴったりです。結婚指輪の素材にはさまざまなものがあるため、2人でしっかりと相談したうえで納得できる素材を選びましょう。

  • ブライダル情報

    思いで残る結婚指輪をティファニーで

    結婚指輪といえば一生の宝物。パートナーからもらったものならばどんなものでも嬉しいでしょうが、お気に入りのデザインならなおさらです。

    ジュエリーメーカーはいくつもありますが、若いカップルを中心に人気が高いのがティファニー。

    その魅力やデザインを詳しく知ることで、自分たちが選ぶときの参考になることでしょう。

    ティファニーと言えばダイヤモンド

    ティファニーはダイヤモンドに特にこだわりを持っています。

    原石をティファニー独自の厳格な基準によってカットし、その中から更に厳選されたものだけを使用しています。

    天才的なデザイナーを多く抱えていることでも有名で、デザイン、輝き、可愛らしさによって世界中の女性に愛されています。

    人気のデザインは?

    ティファニーの刻印と両サイドのダイヤモンドが華を添えるバンドリング、中央にダイヤモンドが3つ並んだクラシック・バンドリングは定番の人気ですし、値段は高くなりますがダイヤモンドとピンクサファイヤを交互にあしらったエンブレイス・バンドリングもあります。

    ブリリアントカットされてプラチナに縁取られたダイヤモンドがグラデーションになっているジャズ・グラジュエイテッド・バンドリングはその存在感から手元を華やかに演出します。

    ブリリアントカットダイヤモンドを王冠のように華やかにあしらったレガシー・バンドリングは女性の手にスッキリ馴染みます。

    リングの中央にダイヤモンドを贅沢に並べたダイヤモンドウェディング・バンドリングはアームの幅を3種類から選ぶことができます。

    エルサ・ペレッティ・スタッキング・バンドリングは優しいフォルムのリングにダイヤモンドの輝き、そのつけ心地の良さも人気の理由です。

    ユーザーの声

    婚約指輪も結婚指輪も同じティファニーを選びました。メンテナンスもしっかりしているので一生つけられそうとの声。婚約指輪はシンプルなものを選んだけど、結婚指輪はティファニーのダイヤモンドが可愛いとの意見もあります。婚約指輪でティファニーを選んだら、結婚指輪もティファニーにするカップルが多いようです。男性用のデザインもシンプルでスタイリッシュなものが揃っているので安心です。

    ダイヤモンドリングはティファニー

    女性の憧れといえばダイヤモンドリング、ダイヤモンドといえばティファニーですから、世界中の女性に選ばれています。

    いくつものデザインがあって選ぶ楽しみもありますし、永遠の輝きが愛し合う二人の気持ちを、更に確かなものにします。

    世界を代表するブランドが、いちばん大切な彼女の指をエレガントに演出してくれます。