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結婚指輪の素材にゴールドはふさわしいのか

結婚指輪は長く愛用するものだからこそ、デザインの良さだけではなく耐久性やつけ心地の良さにもこだわりたいところです。プラチナは特に結婚指輪で多く選ばれている素材ですが、最近はゴールドを選ぶカップルも増えてきました。ここからは、ゴールドを選ぶメリットやデメリットについて考えていきます。結婚指輪の素材選びでお悩みの方は参考にしてください。

目次

個性的な結婚指輪を作れる

結婚指輪は夫婦ふたりで長期に愛用していく指輪です。ファッションリングのように何度も買い替えるものではないので、失敗のないよう慎重に選んでいきたいところです。指輪はデザインの良さにもこだわりたいところですが、長期に使用するものだからこそ、耐久性に優れているということも大事です。それゆえ長年使用していても、劣化しにくい素材を選ぶことも大切です。見た目も美しく、丈夫な素材であるプラチナは特に結婚指輪ではよく選ばれている素材です。最近はより個性的な指輪を持ちたいという人も増えており、プラチナ以外の素材を選ぶ人も増えてきました。

プラチナ以外の素材で特に人気なのがゴールドです。ゴールドを選ぶメリットは、まずプラチナの次に高級感のある素材であるということがあげられます。高級感がありながらも、プラチナよりも安価で購入できるのも人気の理由です。指輪の購入費用で浮いた分を家具や家電など他の商品の購入にあてることもできますし、指輪を安く購入できた分で、ダイヤをプラスするなどより華やかな結婚指輪に仕上げることもできます。ファッショナブルで個性的な結婚指輪を作りたい人にはぴったりの素材といえるでしょう。

豊富な色味が用意されている

オーソドックスなプラチナの結婚指輪は銀色に美しく輝きます。シンプルな美しさはあるものの、他の人と同じように見えて個性が足りないと感じる人もいるのではないでしょうか。ゴールドの結婚指輪を選ぶメリットでは、豊富な色味から好みのカラーを選べるということもあげられます。ゴールドというと金色のイメージが強いものもありますが、ホワイトゴールドやピンクゴールドなどもあります。ホワイトゴールドなら、見た目はプラチナとほとんど見分けがつきません。そして、ピンクゴールドはその名前の通りピンクがかった色なので可愛らしさもあります。

ゴールドを選ぶメリットは、ほかの素材と組み合わせができることもあげられます。プラチナとゴールドを合わせた個性的なリングにすることもできますし、男性はシンプルなホワイトゴールド、女性は可愛らしいピンクなど、男女別々のカラーを選ぶこともできます。肌の色も人それぞれ違いがあり、似合う指輪の色も変わってきます。肌の色に合わせて似合う色の指輪を作れるのもゴールドの良いところです。柔らかく加工がしやすい素材なので、複雑なデザインの結婚指輪を作りたいという人にも向いています。

デメリットも知っておこう

結婚指輪の素材にゴールドを選ぶメリットは多くありますが、実際に作るとなるとデメリットがないかどうかも確かめておきたいところです。まず、シンプルなプラチナリングに比べて派手に見えるということがあげられます。例えば、お葬式のときも結婚指輪はつけたままで良いとされています。ホワイトゴールドでシンプルなデザインのものなら、特に、問題はないといえますが、ゴールドやピンクゴールドでは派手に見えてしまいがちです。葬儀などの場面では外さなくてはならない可能性があることも知っておきましょう。ホワイトゴールドであっても、ダイヤがつくなど華やかなデザインは弔事に向いていないので注意が必要です。

ゴールドは優れた素材ですが、プラチナに比べると耐久性の面では劣ります。金は安定した金属ということもあり、酸化しにくいという特徴を持っています。とはいえ、合金では金以外の金属が酸化や硫化を起こす可能性があり、変色する場合もあります。純度の低い金を選ぶと変色しやすいので結婚指輪にするのであれば、できるだけ純度の高い金を選んでおきましょう。金そのものはアレルギーを起こしにくい素材ですが、混ぜられた金属によってはアレルギーを起こすこともありますので、こちらも気をつけたいところです。

注意点も知っておこう

ゴールドの結婚指輪は華やかで個性的で、好きな色味を選べるなど様々なメリットがあります。高級感があるにもかかわらず比較的安く購入できるのも人気の理由です。メリットは実に多くありますが、見た目が派手に見えることや変色の可能性があること、耐久性がやや劣るなどの欠点もあります。デメリットもしっかりと理解して、自分に合う素材を選んでいきましょう。